ロンドンの夏の風物詩、リージェンツパークのオープンエアーシアター。
友人がピーターパンを観て「子どもも最後まで楽しめたよ」とお勧めしてくれたので、我が家も行ってみました。
暖かい初夏のリージェンツパークでバラを愛でた後に観劇。終わった後に夜の公園を皆で歩く。
親子でとても良い思い出になったので、こちらにご紹介します。
2019年のオープンエアーシアターの内容とチケット予約はこちらからどうぞ。
Table of Contents
オープンエアーシアター・ピーターパンの対象年齢は?
オープンエアーシアターのピーターパンは、第一次世界大戦が舞台となっており、戦場の病院から物語がスタートます。
そこからネバーランドへとつながっていくので、その辺りを理解するのに、小学校高学年~大人までがバッチリ楽しめそう。小学校低学年でも退屈はしないと思います。
ひたすら夢物語の子供向けピーターパンとはまた一味違いますが、公式サイトでも ” This production is suitable for primary school age and over.” と書かれているので、親子で夏の夜を楽しめますよ。
最初は少し怖い雰囲気の戦場の病院。負傷した兵士が運び込まれてきます。
オープンエアーシアター:舞台のあらすじは大体ピーターパン
第一次世界大戦のイギリスが舞台ですが、物語のあらすじは大体ピーターパン。
チェス太は昔ピーターパンをテレビで少し観たことがありますが、内容はほとんど忘れてしまっていました。息子もストーリーを知りません。
なので、ピーターパンが最初に影を追いかけているのがどうしてなのか、人の影を取っちゃおうとしているのか!?と子どもは思ってしまったり。
予備知識なしで行っても大丈夫ですが、ピーターパンの絵本を読んだり大体のあらすじを把握してから観に行けば、より分かりやすく、お話しを思い出しながら2度楽しめると思います。
ピーターパンが飛んだり、ティンカーベルの粉をかけて子ども達が飛べるようになるシーンで息子は大喜び。「いいなー!僕もやりたい!」と。
勢いよく大胆に、舞台装置すれすれに空を飛びまわる役者さん達、すごいです。チェス太は見ながらドキドキ。
オープンエアーシアターでのウェンディーはインド系
「え?ウェンディーインド人なの?」と思ったチェス太。※インド人ではなく、正確にはインド系イギリス人。
子どもの頃にテレビで見たウェンディーは白人だったので、そのイメージが強く。
でもここは人種のるつぼのイギリス・ロンドン。
日本で観たアニメのような白人ばかりの世界はおかしいし、ナチュラルに美しいインド系ウェンディーでした。
オープンエアーシアターのカフェ・バー
オープンエアーシアターに作られたカフェ・バーでソーセージやワッフルを食べようかな、と思っていましたが、劇途中のインターバル休憩中には温かい食事は提供されず、パンや冷たいサンドイッチがコンビニのように売られているだけでした。
他のミュージカル同様、アイスクリームはあります。
後はバーでビールやワインを注文し、観劇しながら飲んでいる方もたくさんいらっしゃいました。
20分間の休憩で、公園に設えられたテーブルと椅子で開放的に1杯飲む事も可能。ウェイターさんはおらず席数が多いので、自由に使える雰囲気。
トイレの数がたくさんあり、女性もお手洗いに並んで待つことなく使えました。シアター用なので割と綺麗です。
オープンエアーシアターへの行き方
場所はリージェンツパークのローズガーデンの側。
インナーサークルの中で、カフェBENUGOの辺りに標識も出ているので分かりやすいです。
ベーカーストリート駅で降りたら、シャーロックホームズ博物館の前を通り過ぎリージェンツパークへ。
川に架かる橋を渡り、左に進んでずっと道なりに行けば、オープンエアーシアターのオフィスが見えてきます。
分かりやすく、方向音痴でも迷いません♪
子ガモが少し大きくなって皆で寄り添っている姿が可愛い!
終演後の舞台。
ホームページから予約すると18歳未満は半額です。
以上、リージェンツパークで上演中のピーターパンのレポートでした!
リージェントパークのオープンエアーシアター2019年の演目とチケット予約はこちらからどうぞ。
リージェンツパークローズガーデンのバラの開花状況↓↓↓
親子でオーケストラを楽しむなら↓↓↓
Open Air Theatre
Inner Circle, Regents Park. NW1 4NU