カミジョーの寄稿砲!第4弾です。
寄稿を通じて、僕自身も普段は考えない、記事になかなかできていないようなお題を真剣に考える機会をもらうことができ、とても嬉しいです。
さて、今回の寄稿ですが、
新春のすごい企画😳✨
恐縮ですが、応募させてください🙇♀️「子どもの能力を伸ばすために、親ができる事」
サイトの読者ターゲットが、幼小中学生の子を持つ駐在妻なのです。お礼に私も寄稿します!
と言いたいところですが、余計にサイトの足を引っ張りそう😱
お礼🤔
どうぞ宜しくお願い致します🙇♀️— チェス太@ロンドン情報&子連れ体験旅 (@chestalondon) 2019年1月5日
いつもお世話になっているチェスさんからお題をちょうだいしました。
「子どもの能力を伸ばすために、親ができる事」
子供の能力を伸ばすために親としてできること!
について今回は寄稿記事にしていきます。
今回の寄稿記事を書く上で、
もうちょっと内容を深掘りしていきたいと思い、
チェスさんに「具体的に困っている事」について
ちょっと聞いてみました。
今回はライターカミジョーとしてではなく、
イチ教育者の上條として記事を書かせていただきます。
上條は、2002年から14年間、小学生から高校生までの学習塾にて
教室長を務めておりました。
この経験からのアドバイスという程のものではないでしょうが、
僕の考えを書いていきたいと思います。
ーチェスさんのお悩みー
1.ゲームに情熱を注ぎすぎていて、読書の時間や他の事に対する興味が削られがち。
そんなに沢山やってて大丈夫なの?とも思うが、時間制限を厳しくして突き詰められなくなるのも良くない気がする。
2.塾も行っていない、学研も公文もやっていない。
他の子に比べて勉強量が圧倒的に少ないので、中学受験組と比べて、地頭の形成的に大丈夫か心配になる。
学校の授業で習う内容が簡単なのに対し、
中学受験の内容が遥かに難しいので、他の子との勉強内容のレベルの乖離に対する不安。
3.中学受験をせずに地方の公立小中学校に通う予定なので、ベストな環境を整えてあげられていないかも、という漠然とした不安
4.「将来の為に自分で何かを特別に頑張る」という事を、現在自分の意思で自分で探してやっていない
素のままに思いつくままに書いてしまいましたが、困ってるのは4番です!!
将来へのワクワク感が薄く、「今が楽しければOK」的に考えているように見えて。
いつか自分で何か好きな事を見つけて、その勉強に思いっきり注力して
その勉強に思いっきり注力するようになるために、
親が何かできることは、あるかな
という気持ちです🙇♀️
とのことでした。
一つずつ上條として考えを書いていきたいと思います。
Table of Contents
ゲームに熱中しすぎている子どもに有効に時間を使ってもらうためには
1.ゲームに情熱を注ぎすぎていて、読書の時間や他の事に対する興味が削られがち。
そんなに沢山やってて大丈夫なの?とも思うが、時間制限を厳しくして突き詰められなくなるのも良くない気がする。
- ゲームに熱中しすぎて、読書や他の事に対しての興味が薄い
- 時間のバランスというものが大丈夫なのか?心配
- やりたいことや興味あること、遊びに時間を費やしていて心配
ということだと思うのですが、
実際に子どものやりたい事と
親が子どもにしてほしい事には少なからずギャップがあります。
親(子どもから結婚→出産、子育てを経験しての)の立場というものは、
そもそも、子どもよりも様々な経験をしており、
自分の今と子どもの頃の時間の使い方に対する後悔
もっと言うなら、親としての子どもへの願いというものが大きく影響していっているのでしょう。
それに対し、子どもはまだ「今」というものしか見られていなかったり
建設的に将来について考えるには、心の成長がこれからという感じだと思います。
僕が教育者として言える事としては
- 子どもは自発的にやろうとしない限りポーズで勉強や読書しても一切身につかない
- 親に強制されればされる程、やる気がなくなってしまう
- 子どもは親(特にお母さんの)の願いを本質的には叶えたいと思っている
この3つです。
特に大切なのが3番ですが、
お母さんの願いを叶えたい、特に息子、男の子の場合は意識的、無意識的にかかわらず
その気持を持っています。
つまりは、子どもにもっと時間を有効的に使ってほしいと願うのであれば、
押し付けがましく
◯◯しなさい!と言うのではなく
「お母さんは、◯◯くんにこういう風に将来、なってくれたらお母さんはとっても嬉しいな(*´ω`*)」
的なお母さんとしての希望を優しく言ってみることです。
それ以上のものはいりません。
僕自身が学習塾時代、多くのお母さんと懇談会を行い
最もアドバイスして効果的だった方法です。
親から◯◯しなさいと言われた時の子どもの心理として
親から◯◯しなさい!と言われた時の子どもの心理です。
母:「◯◯しなさい!!」
子:「うーん!わかっているけど、言われるとしたくなくなるなぁ!」
母:「はやく◯◯しなさい!!」
子:「今からしようと思っていたのに、そんなに強く言われると急にしたくなくなっちゃったよ…」
という流れになりがちです。
そこで、
母:「お母さんね、将来◯◯くんにはこういう事ができる格好いい大人になってほしいな」
子:「ふーん」
(ふーんと言いながら、絶対に子どもはその言葉を忘れません)
(そっかー!ちょっとだけがんばってみようかな!)
(お母さんが喜んでくれたらうれしい)
ここでのポイントですが
- 事ある毎に母としてのお願いを伝えていく
- 強制や押しつけにならないように
- 自然な会話の中で
- しつこくならないように
- その事について良い行動をとったらうんとほめてあげる
- お母さんとして子どもに対しての願いを常に持つ
- 子どもの人生は親の人生とは違うことを忘れない
- 自分の尺度や人生経験が全てだとは考えない
- 親として学ぶ姿勢を見せる
ココらへんがポイントです。
ちょっと詳しくまとめていきましょう。
・事ある毎に母としてのお願いを伝えていく
→まずは頻度の問題です。
毎日言われればそれはそれで子としてはイヤになります。
一ヶ月に一回くらいの頻度でかまいません。
定期的に言葉を変え、シチュエーションを変えながら
母としての願いを伝えていくことです。
・強制や押しつけにならないように
→そして、そこで押し付けにならないように
命令調にならないように
その願いに反した行動を子どもが取っている時は
「本当に今のままでいいの?」
と本人に答えを考えさせることが大切です。
親としての答えを押し付けるのは全くもっての逆効果です。
・自然な会話の中で
→食事中や寝る前、
一緒にテレビをみている時
お外で
など自然な親子の会話の中で親としての願いを「そっと」伝えていくことが大切です。
ポイントは
お母さんとして
「こんなさりげない言い方で子どもはわかってくれるのだろうか?」
という不安や物足りなさを感じるはずですが、
むしろ物足りないくらいが丁度良いのです。
・しつこくならないように
→しつこくならないように、そっと言ってみる
そして伝えた時の子どもの反応を覚えておきましょう。
子どもは基本的にお母さんの事が大好きです。
大好きだからこそ、もちろん反抗期などに突入していればそれを素直に表現はできませんが
いつでも、何歳になっても子どもはお母さんが好きだからこそ、
そのお母さんの願いを叶えていきたい!という心理が常に働いている事を
理解して子育てできるお母さんと
理解していないお母さんだと
やはり結果や過程が大きく変わってきますよね。
・その事について良い行動をとったらうんとほめてあげる
→お母さんの願いについて
ほんのささやかでも、子どもが前向きな行動をとったらうんとほめてあげてください。
僕が思うに、今の親は子どもに対する褒めが全然足りない!
「ちょっとした事でイチイチ褒めてられない」
「ここで褒めたらきっと満足して行動しなくなるのでは?」
なんて考えはかなりナンセンス!!!!
むしろ反対です。
褒めがあるからこそ、
子どもはその褒められた経験を一つの糧として指針として
明かりとして成長していきます。
試しに一度うんとほめてみてください。
自然にね。
・お母さんとして子どもに対しての願いを常に持つ
→またお母さんとして明確な子どもに対する願いがわからない!という親も増えています。
つまりは子どもに対する関心が希薄な場合
これはやはり子育てもうまくいきません。
子どもの立場からしてみると
「もっと僕に興味を持ってほしいな」
「もっとちゃんと見ててほしいな」
「がんばったことについてちゃんと褒めて頭なでてほしいな」
と思っています。
これは例外なく大小はあるとしても、子どもが抱いている感情です。
・子どもの人生は親の人生とは違うことを忘れない
→ただし、忘れてはいけないのが
「子どもの人生と親の人生は別物です。」
子どもは親の期待に応えるために生まれてきたわけでもなければ
親ののぞみをかなえるために生まれてきたわけでもありません。
子どもは子どもとしての人生をいずれ真剣に考え
彼らだけの人生を生きていかなくてはなりません。
親は子どもよりも先に死んでしまいます。
人生の途中からは子は親なしで生きていかなくてはならないのです。
つまりは、子どもが子どもなりに考えていけるようにしていかなくてはなりませんし、
それまでの期間、親としてしてあげられることをしていく。
その経験は子どもは絶対に忘れません。
・自分の尺度や人生経験が全てだとは考えない
→これも思います。
親と言えども結局は一人の人間として数十年生きてきたに過ぎません。
経験値もそれは子どもに比べれば多いでしょうが
親としてというよりも人間として経験した事がないことが99%
ほんの1%程度の人生経験をしてきただけだと言うことを忘れてはいけません。
つまりは、常に親としての立場で言いたいことが正しいわけでもなく
自分(親)もまた、子育てをしながら、子どもから学んでいることが多い。
だからこそ、自分の経験や尺度と照らし合わせて、子どもの言動をみて
苛立ちや不安を感じたりすると思いますが、
その感情は絶対でもなければ、
イチ側面でしかないと考えられる親に親として成長することが大切です。
・親として学ぶ姿勢を見せる
→これも僕は思います。
最近は親がスマホを四六時中使っていながら
そんな状況で子どもには勉強しなさいって言ってしまう。
これって説得力ゼロです。
効果的なのは、
-資格を取る時ー
「お母さんにもね、テストがあるからこの本で今ね勉強しているんだよ」
「合格したらほめてね!」
と伝えてみたり
-読書を子どもにすすめたい時ー
「お母さん、今この本を読んでいるんだ!」
「お母さん、本読むの大好き」
「アガサ・クリスティの本て最後まで犯人がわからないからとても好きなの」
「この本に出てくるベイカーストリート、こないだ行ったね、また行ってみようね」
というように読書を自分もしていて、それがとても楽しいものだと言うことを伝えることです。
子どもは思います。
子:「勉強しろしろ言うけど、お母さん自体勉強してないじゃん!」
子:「お母さんも一緒に(違う事でも)がんばってくれたら嬉しいな!」
子:「ゲーム、ガマンしてがんばるから、ちゃんとがんばっている姿は見ててほしい」
子どもの気持ちはこんな所があります。
また、子どもは「家庭での努力の公平性」を求める傾向があります。
もちろん、親として子どもの知らないところで頑張っているのですが、
それを子どもが理解するのはちょっとむずかしいです。
そうではなく、お家での親と子の努力やガマンというものの公平性を子どもは求めています。
子:「僕だけ勉強するなんて不公平!お母さんはテレビみてくつろいでいるのに!」
子:「僕もがんばるから、お母さんもなにか努力してほしい!」
これが子どもの心理の一端にあります。
なので、
母:「お母さんもこれからコレをがんばるから、一緒に勉強しようね!」
とお家での親子別々の内容でも一緒に勉強する勉強タイムを設けるのも良い方法です。
子どもの受験と塾について
チェスさんからの次の質問です。
2.塾も行っていない、学研も公文もやっていない。
他の子に比べて勉強量が圧倒的に少ないので、
中学受験組と比べて、地頭の形成的に大丈夫か心配になる。
学校の授業で習う内容が簡単なのに対し、
中学受験の内容が遥かに難しいので、他の子との勉強内容のレベルの乖離に対する不安。
勉強についてですが、
勉強量と勉強の質が大切です。
しかし、親としてしてあげられることとして
まずは0ステップとして
「一体、なんのために勉強するの???」
ここです。
目的意識が不明確なのに、
勉強をさせるのは本末転倒です。
母:「お母さん、勉強が苦手だったけど、学生時代に勉強できる子ってカッコウよかったなぁ」
とか
母:「テレビのこの◯◯くんが好きな□□さんもね、とても勉強を実はしてたんだよ」
みたいな
共有できる誰か、または自分の経験で
勉強をすることってとても大切だし、
それってモテる要素にもなるし、
ワクワクすること
中学受験をするにしても
しないにしても、
その必要性を子どもが感じられるのか?
ここですね。
中学受験で合格した子の特徴
中学受験(倍率4倍程度)で数多くの生徒を合格させてきましたが
中学受験に合格した子の特徴として
- 本人が自発的にその中学へ行きたい動機があった
- 親がそこまで勉強しなさいって言わない
- 子ども本人がどうしたら合格できるのか
(偏差値・受験傾向・倍率・今の自分との差)などを理解していた - 努力量が多かった
- 勉強方法が理にかなっていた
- 良い先生に出会えた
- 勉強がイヤにならなかった
- 親と合格してからのご褒美の約束をしてあった
- 適度な息抜きができていた
- 親が子どもの自発性を尊重していた
という感じが、中学受験を合格した子どもの特徴です。
また反対に合格しない子どもの傾向も参考までにまとめておきます。
※特徴に該当するところがあっても無碍に叱ってはいけません。
中学受験に合格しにくい子どもの特徴や傾向
中学受験に合格しにくい子どもの特徴などですが
- 自発性が低い
- 親に言われて渋々やっている
- 勉強自体が好きではない
- 勉強しているポーズだけで中身が薄い
- 合格したいという意志が弱い
- 親が強要してしまっている傾向がある
- 親も子もどうせ受からないだろうと本当は思ってしまっている
- 親も子もそもそも合格させたい、したいという気持ちが弱い
- 親がそもそも教育についてのインプットが少ない
こんな傾向があると合格しにくいなと
教えてて思いました。
子どもにとってのベストな環境とは
3つ目のご質問ですが、
「子どもにとてのベストな環境」
これについてです。
3.中学受験をせずに地方の公立小中学校に通う予定なので、
ベストな環境を整えてあげられていないかも、という漠然とした不安
良き環境で
レベルの高い指導と
熱のこもった先生
思いやりがある同年代に囲まれて
本人が自分だけの夢や目標が見つかったらいいな
親として当然願うことであります。
しかし、偏差値の高い学校=良い環境、ベストな環境とは限りません。
それがかりに地元の公立の教育機関だとしても
きっと子どもにとってその場所で出会える生涯の友がいるのかもしれませんし、
その場でこそ学べることも多くある!
ということです。
子どもは大人が思う以上に「適応能力」があります。
親としては最高の環境を子どもに用意してあげたい。
しかし、親の考える最高が、子どもに対しては最高ではないのかもしれません。
競争社会で行きていくために
子どもの頃から「勉学」「部活」「受験」などで少なからず
その競争を体験する事となりますが、
子どもががんばれる!ついていけられる速さや内容の競争社会に身をおいてみる!
というコトも、とても大切です。
そう考えて見ますと
一概に私立だから良い環境
公立だから良くないと断言はできにくいのではないかなと
僕は思うわけです。
将来のために子どもが頑張れるようになってほしい
最後のご質問はこちら
4.「将来の為に自分で何かを特別に頑張る」という事を、
現在自分の意思で自分で探してやっていない。
うん、つまりは
・子どもが将来のために今からでも自分で考えて努力を自発的にしてほしい
ということですね。
そもそも、これを実現するためにはステップがあります。
0.将来なりたいものや関心興味のあることがある
1.その対象について理解を深める
2.その対象になるために何をしたらいいのか考えてみる
3.子どもが自分の人生のためになにかを努力する
0から2をすっ飛ばして、3を求めてもそれは土台なき、
信念なき行動となり、一過性で終わってしまいます。
まずは、沢山の経験を子どもと一緒にしていく!
これです。
小さなコト
些細な経験
ちょっとした親の言葉
ほんの少しの親からの褒められた経験
これらで子どもはちょっとだけなにかに対して関心を懐きます。
一個でなくてもいいです。
いくつもあった方が良い。
そしてその対象(宇宙飛行士・探偵・バンドマン・美容師なんでも)になるにはどうしたらいいのか?を考えます。
その上で初めて
今の自分が将来どんな進路をたどっていけばいいのかを考え
そのためになにかを努力しなくては!!!!
というステップにたどり着きます。
お友達の山田コンペーさんが出版された
「日本の給料&職業図鑑 パーフェクトバイブル」
こちらの本をお薦めします。
「働くオトナは格好いい!」
というサブタイトルで書かれたこの書籍は
様々なお仕事についてものすごく夢のある内容とリアルが書かれています。
子どもがなにかに理想や希望や夢を抱くための一つの良いきっかけになるのかもしれません。
あとは、
「親として否定的な言葉を禁じる」
ピーターパンでティンカーベルは言いました。
「妖精なんていないって言う度に妖精が死んでしまうのよ!」と
妖精を夢や希望に置き換えて子育てに照らし合わせてみるとわかりやすいです。
親の何気ない否定的な言葉ほど、
子どもの夢を阻害するものはありません。
きっと無意識の内に扱っている言葉の中には子育てに不向きな言葉も少なくないはずです。
この機会に一体自分はどんな言葉を子どもに贈っているのか?
考えてみるのも良いですね。
子育てについて最後に
子育てについて最後に僕が言いたいことですが
”子どもはあなたの愛を待っているのよ。一対一のね。”
(マザー・テレサ/修道女)
一対一の愛情を注いでいるつもりでも、
その気持や愛が子どもにまで届いていない可能性を考えてみましょう。
親としての愛情がきちんと届いているのかしら?
もしかしたら、もっと他の方法で愛情を届けるコトができるのかもしれない。
忙しさや色々な要因で、ちょっと片手間になっていたのかもしれない。
気づかないだけで寂しい思いをさせているのかもしれない。
と振り返ってみて
愛情を届ける!という事を改めてやってみること
これが大切です。
良好な親子関係の土台にあるのは
きちんと愛情が届いていると両者が感じることです。
愛なきどんな言葉も心には届きません。
”子供にとっては親の生き方こそ最高の教材になります。
子供は「親のいう通りにはしないが、親のする通りにはする」からです。”
ジョセフ・マーフィ
”親が子どもに恥ずかしくない生き様を見せるのが、何よりの教育”
美輪明宏
結局、今回の寄稿記事で僕が言いたかったコトは
「親の姿を見て子どもは成長する」
「親のよく使う言葉や思考パターンを子は真似る」
「なにかをさせたいなら、まずは親として行動してみる」
子育てとは、言葉を変えて説明するのであれば
「親がどれだけ自分の人生を真剣に考え、楽しんでいきているのか?」
この写し鏡です。
- 大して楽しくない
- 慌ただしい
- 苛立っている
- 満たされていない
というような親の生き方を子どもが見て
どう感じるのか?
反対に
- 生き生きしている
- 毎日が楽しい
- 生きる希望がある
- ワクワクしている
- 挑戦的!冒険心がある!
というような親のライフスタイルこそ、
一番の子どもにとっての教科書であり、先生だと僕は思います。
子育てで大切な事を四文字熟語で言えば
まさに、晴耕雨読です。
子どもが頑張っている時は、褒め
子どもが、悩んでいる時はそっと寄り添うだけでもいいんです。
いつも同じ体温で人は生きていないように
空の天候が変化するように
子どもも毎日、大きく成長しながら変化していっています。
子どもの成長に寄り添う。
それが育児や子育ての原点ではないでしょうか?
そんなわけで、今回の寄稿記事については以上ですが、
きっと育児や子育てに絶対の正解がないからこそ
時間をかけ、お金をかけ、気持ちを注いだぶん
達成感や嬉しさもひとしおなのではないでしょうか。
今回の寄稿記事を書いたカミジョーについて
今回の寄稿記事を書いたカミジョーについて
1980年生まれ
好きな言葉は「無駄に生きるな!熱く死ね!」
14年間の教育業界での経験を活かし
ウェブ運営者を育成するオンラインサロンをスタートさせる
教育方針は、
「相手に寄り添った教育を」
「熱意は伝わる」
「心に火を灯す教育」
「一隅を照らす」
過去14年間で培った教育についての考え方と必要性についてを
自身の活動に活かしながら
次世代育成に力を入れております。
サイト:上條晴行.com
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