子どもがモロッコ人とボクシングをさせられる羽目に!モロッコ旅行記7【フナ広場・後編】

モロッコ




カオスなマラケシュ・フナ広場にて、前回は痴漢に遭った話でしたが、今回はもっとひやひやドキドキした、フナ広場でのボクシング参戦についてです。

早速参りましょう。



フナ広場の名物「ボクシング」

3日ほど毎日フナ広場に行きましたが、夜はいつもボクシングが開催されていました。

プロの本気のやつではなく、見世物としてのボクシング。

モロッコ人男性同士の闘いで、コメディ風ボクシングなので見ていてオモシロイ。

なにやら、次は現地の子ども、しかも5歳ぐらいのチビッ子が出るのだとか。

「さすがモロッコ人現地の子ども。最初から靴も履かずに裸足で、運動神経良さそうだなー」とのほほんと見ていたら、なんと、突然レフリーからの対戦相手の指名が、息子に来ました!

「えっ??」

「ウソ!?まだ6歳だしボクシング知らないし、あんな身体能力の高そうな地元の子と対戦させるの、怖いです・・、ムリ、ムリ!」と思い、「無理!!」というサインを2度ほど送ったのですが、中々諦めてもらえず、しかも意外なことに息子はやる気・・。

場を仕切っているMC兼レフリーの方と大衆の視線を一真に受け、「じゃあ、行っておいで!」と送り出すことに。

左:息子(日本人、6歳)

右:地元の子ども(モロッコ人、5歳ぐらい)

最初から靴を履いておらず裸足で走り回っていたモロッコの子と、対するは、芝生の上でしか裸足で歩いた事のないひ弱気味な日本の子。

Go Fight!!

小さな子同士、本気で戦っております。

しかしモロッコの子、小さいのに身体能力が高い!

結果は・・

一回り小さい子に割とボコボコにされ、敗北した息子。(最初から分かっていましたが・・。)

頬が少し赤くなっていたけれど、怪我もなく、レフリーがコメディ風に仕上げてくれて良かった。

母は見ている間中ドキドキしていましたが、息子は案外楽しめたようです。

初めてのアフリカ大陸で、楽しい経験ができてラッキーだったのかな!



フナ広場の屋台

試合後の晩餐♪

他の日の夕食もフナ広場の屋台で食べましたが、モロッコの屋台は美味しいものが多く満足。

写真下↓の、カウンターに座ってその場で揚げてくれるお店が特に美味しかった!(店番号失念しました、ごめんなさい!)

美味しいお店は特に混んでいるので、前情報ナシで行ってもわかりやすいと思います♪

誰も成功していないジュース釣りゲームに挑戦し玉砕。翌日また挑戦したり↓↓

フナ広場で人生初の痴漢に遭った!ディープモロッコ旅行記6【フナ広場・前編】

2018年6月23日

屋台で買った、ゴムを引いて空高く飛ばす昔ながらの玩具で遊んだり。

マラケシュのフナ広場は子どもが楽しめるお祭りが毎日開催されているので、案外子連れにピッタリの観光地かもしれません。

帰りは馬車でリヤドへ

夜遅くまで遊び、徒歩12分のリヤドまで歩いて帰るのが不安だったので、帰りは馬車で帰ることに。

馬車から見下ろす夜の路地の街は、これまた地元の人で溢れ返っていてカオスなのですが、なんせ馬車ですから♪ぎゅうぎゅう人に揉まれる事もなく、夜風に吹かれながら座っているだけで帰れるのです。う~ん、快適!!

馬車は広場のそこら中にいるので簡単につかまります。(値段交渉だけ、きちっとしましょう!)

馬車に揺られてブレブレですが・・、夜遅くの、人でいっぱいの喧騒の広場でも、一旦馬車に乗ってしまえば快適に帰路に着けます。安心、安全。

マラケシュのタンネリ(皮なめし工場)には要注意

モロッコといえばフェズのタンネリ(皮なめし工場)が有名ですが、ここマラケシュにもタンネリはあります。

ある日のお昼、宿泊していたリヤド(最高のリヤドでした!)付近で、「皮を染めるところを見せてあげる」と声を掛けられ、フェズへ行かない私たちは是非見てみたく、ついて行ったのです。

案内してくれた青年は明るくよく喋り、人気のない方へどんどん歩いて行くも、特に不安はなくついて行ったのですが、「着いたよ、ここだよ。」と言われてさよならした先にあった施設の入口には・・。険しい顔をした男の人達が数人座っていて、近づくと入場料を要求され、それが高い。喋り方もぶっきらぼうで、直感でイヤな予感がしたので入らずに退散してきました。

帰国後、トリップアドバイザーで見てみると、マラケシュのタンネリは評価が最悪で、「一通り見た後に革製品を何も買わないで出ようとすると悪態をつかれ、高額な見学料を要求され、断るといかつい男の人達に囲まれて怒鳴られ渋々渡した・・」というようなコメントがたくさん!恐ろしすぎます。

そんなところに子どもと入っていかなくて良かった・・。怖い思いをさせて悪夢のモロッコ子連れ旅になってしまうところでした・・。

高額な見学料といってもモロッコの物価が元々安めなので、それが気にならない人には良いようですが、一般的な感覚の旅行者には注意が必要です。




気軽なアフリカとして最適な国、モロッコ

いろいろあったモロッコ旅(マラケシュのみ)でしたが、初めて行くアフリカとしては、予防接種も必要なく、滞在中にお腹を壊す心配もなく、初心者でも気軽に行けた国でした。

おじさんに半ば強引にグルグル巻き付けられたスカーフ。サハラ砂漠スタイル。

サハラ砂漠には人が住んでいて、ちゃんと学校もあるのだそう。実際にサハラ出身の人にけっこう会いました。ここに来るまで知らなかった!

フレッシュアボカドジュース。そこら辺のジュース屋台で買って飲んでもお腹を壊す心配がないのが嬉しい。

優しいお兄さんが、自分の買った違う味のジュースも味見させてくれた♪

「また高額なチップを要求されるのでは・・!?」と最初に身構えてしまう自分が哀しい・・(恥)

エジプトでは皆お腹を壊すと聞くので、やはりモロッコの方が難易度は低いと思います。

可愛かったり小汚かったり、レトロだったりカオスだったり。

そんなごちゃごちゃ感が楽しめる方には、モロッコ子連れ旅、良いかもしれません♪

以上、モロッコ旅行記7【フナ広場・後編】でした!

次の記事へ↓↓↓

Banh Mi Bay ホルボーンの行列ベトナム料理店【ロンドン・レストラン】

2018年6月28日

にほんブログ村
お楽しみ頂けたら猫↑を押してもらえると嬉しいです!