モロッコのマラケシュで一番好きだった場所がマジョレル庭園。
喧騒から離れ、美しいマジョレルブルーに身を委ねゆったりくつろげる空間でした。
この記事は、イヴサンローランが愛したマラケシュの楽園、マジョレル庭園についてです。
旧市街から馬車でマジョレル庭園へ
マジョレル庭園のある場所はマラケシュ新市街。
フナ広場からタクシーで約10分、徒歩だと40分程。私達は、お気に入りの馬車で行くことに♪
パッパカパッパカ、ゆっくりのんびりと、観光名所を眺めつつマジョレル庭園へ向かいます。
写真下の「クトゥビアの塔」は、12世紀に建てられたムーア様式建築で、マラケシュのランドマークタワー。横浜のランドマークタワーとは高さも雰囲気も随分違いますね。こちらはお祈りの時間に音楽が鳴ります。
馬車のおじさんが、子どもを運転席の隣に乗せて下さいました。ずっとこの状態で走り、子ども大喜び。
騙そうとするモロッコ人が多い一方で、優しいモロッコ人の方も多く(割合的には4:1ぐらいですが・・)、濃くて良い思い出。
「ここだよ。」と降ろされたのは、瓦礫の山。
えっ。イヴサンローランが愛したマジョレルブルーの庭園はどこ??
「あそこを曲がっていけばすぐだよ。」と言われ、すぐに分かりましたが、マジョレル庭園内と外の景色のギャップが激しい!
マジョレル庭園のヴィヴィッドなマジョレルブルー
マラケシュピンクに包まれ植物の少ない旧市街とは対照的に、面白い形をしたサボテン達と、ハッとするようなマジョレルブルー!
「マジョレルブルー」と呼ばれるこの鮮やかな青は、サハラ砂漠に住むベルベル人が好んで使う青をより鮮やかにした色。
マジョレル庭園は、元々はフランス人画家で自称「庭園家」のジャック・マジョレルが彼の感性に基づいて造ったガーデンですが、彼の死後、デザイナーのイヴサンローランが惚れ込んで買い取り、別荘にしたものです。
写真上のアイコン的な建物は、かつてはジャック・マジョレルのスタジオでしたが、現在はベルベル人の衣装や装飾品が並ぶ博物館となっています。(別途入場料が必要。)
イヴサンローランによる改修を経てさらに鮮やかに魅力を増したマジョレル庭園は、喧騒と混沌さを忘れさせてくれる、まさにマラケシュのオアシス!
チェス太はマラケシュの中で、マジョレル庭園が一番気に入りました!!
しかし帰国後、そのプールが「世界で最も美しいプール」に選ばれていることを知り、若干後悔・・。
ラグジュアリーなモロッコを楽しみたい方にはとても良いと思います。
ヴィヴィッドな噴水にサボテン、竹林の絶妙な組み合わせ。
まるでアフリカとアジアが共存しているよう。
南ヨーロッパを思わせるヴィヴィッドなブルーに、モロッコの伝統的な美しい彫刻芸術が組み合わさり、女性をうっとりさせてくれます。
もう、マジョレルブルーが大好き!!
この鮮やかな青にすっかり魅せられ、パシャパシャとマジョレル庭園内の写真を撮りまくり、この日にカメラのバッテリーが切れました。(充電器を忘れたことはこの時点ではまだ気づいておらず。)
イヴサンローランのミュージアム兼ショップ。
ポストカードや彼の作品の他、モロッコの伝統的なテクスタイル製品が販売されていました。
天井までがオシャレ!!
マジョレル庭園から行くおすすめレストランと次回の予告
マジョレル庭園では、素敵なデザイン空間×竹林とサボテンのグリーンに癒され、混沌としたモロッコの中でリフレッシュができました!
特に女性は大好きなのではないでしょうか。
最後に。ボクシングのポーズを取っていますが、この日この後、大衆の前で本当にボクシングをすることになるとは思っても見なかった息子・・!
ということで、マラケシュのフナ広場・後編の記事では、日本人の子どもVSモロッコ人の子どものボクシングについて書きます。お楽しみに♪
以上、マジョレルブルーにうっとりして過ごした、マジョレル庭園についてでした。
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Jardin Majorelle
Rue Yves Saint Laurent Marrakech 40090