いつもAtariya Sushi Bar でランチのお寿司を楽しんでいるチェス太ですが、機会があり、一流だと評判のお寿司屋さん「寿司割烹菊池」に子どもと行ってきました。
ロンドンの高級寿司店、日本のそれと比べても美味しいのかな?
この記事は「寿司割烹菊池」のご紹介と率直な感想、おすすめメニュー、日本の高級寿司店との比較についてです。
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満席御免の寿司店
場所はトッテナムコートロード駅を降りて徒歩3分の、静かな通りにあります。
オーナーシェフの菊池さんは、北海道札幌生まれ。1875年に創業した札幌の老舗寿司店「東寿し」にて修行を積み、ロンドンの日本食レストランSagaにて寿司職人を務め、やがてヘッドシェフになられた方。
1998年に寿司割烹菊池を開店。
2011年にお店を改装され、現在のモダンな店内になっています。
2018年5月現在建物の工事をされているので、外からは高級感が見えない・・。
ですが看板を見ると、
モダンな高級感が漂っています!
当日予約で18時~の時間帯が開いていたのでたまたま入れましたが、他のテーブル席は全席予約で埋まっていました。
私達が食べ終わる頃には満席。
週末は余裕を持って予約された方が良さそうです。
ロンドンのお寿司屋さんの小料理は?
他の方の感想を基に、注文したお料理は以下。
Deep friedwrapped edamame £7.00(¥1,080)
隣のお客さんにスタッフの方がオススメしていたのもこの枝豆のパリパリ揚げでした。
Sea urchin tempura £22.00(ウニの天ぷら¥3,400)
チェス太の大好きな雲丹!ウニの天ぷらはコース料理に入っていると他の方のブログで読み絶対に食べたいと思っていたので、単品で注文。
お料理に関しては、日本の評判の良い高級寿司店での小料理と比べると、細かい仕事を感じないお料理。(いきなり生意気にすみません!とても美味しいのですが!)
ロンドンは地価も外食も総じて高いので、日本の同価格帯のお店と比べてはいけないのですが、お料理に関しては、「高級寿司店」というより、「高級居酒屋」というのがしっくり来る感じ!
それでも前菜の枝豆のパリパリ揚げ、子どもと感動しながら頂きました。
ちょっとオイリーだけれど、かなり美味しい。
居酒屋でこのお料理が出てきたら、感動します!
でも高級寿司店なので(!)、それを考えると、想像よりも庶民的なお味。
雲丹の天ぷらは紫蘇が挟んであってやっぱり美味しい~!のですが、一度頂いたら満足☆
2回目以降は生の雲丹を頂こうかなと思います。
※お寿司をたらふく食べた後に子どもが、「天ぷら盛り合わせも食べたい」と言い出したのでぎょっとしながら「天ぷら盛り合わせ」も注文。まさかのお寿司後の揚げ物・・。
天ぷら盛り合わせ £14(¥2,170)
お料理に揚げ物ばかり注文するのって、何だか恥ずかしい・・。
天ぷらに関しては、アタリヤさん(ロンドンで有名な中価格帯のお寿司屋さん)と変わらない感じ。
美味しいですが、日本の高級天ぷら専門店のような、「たくさん食べても全く胃もたれしない天ぷら」ではないです。
美味しすぎるお寿司に悶絶
小料理を美味しい美味しいと頂きながら畏れ多くも批評までしてしまっているチェス太ですが、この後のお寿司には、感動・悶絶しました・・!
寿司割烹菊池でのおすすめメニューは断然「お寿司」!
お寿司屋さんなのだから当たり前じゃないかって?
そうなのですが、お寿司が群を抜いて美味しくて、お料理の感動との差が激しかったので、次回行けることがあるとしたら、とにかくお寿司をたくさん食べたいなと思っています。
お寿司12貫 £52(¥8,060)
額縁に包丁がたくさん入って飾られているキッチンからも分かるように、ネタの切り方に拘りがあり、それがお寿司やお刺身をとんでもなく美味しくしている一因だと思われます。
お醤油は刷毛で塗って頂きます。
12貫中4貫は、下味がついていてお醤油不要のお寿司。
このお店に来るまで、生のネタの乗ったお寿司よりも巻き寿司(サーモンとアボカド等)が好きだった子ども。
ところがこのお寿司を食べながら、「美味しすぎる・・。なにこれ、めっちゃ美味しい!!!」と感動の嵐。
「日本よりロンドンの方がお寿司美味しいね!」なんて言っていました。
※もちろん日本よりロンドンの方が美味しいわけではなく、日本で一流のお寿司屋さんに連れて行ってあげたことがないだけです。
寿司ネタにあったボタンエビの頭で作ったサービスのお味噌汁。
お寿司14貫 £62(¥9,610)もあったので、次回はそちらを食べたいな・・ジュル。
日本の高級寿司店との比較
日本の高級寿司店との比較をしてみましょう。
経験値のない子どもの感想はさておき、東京・北海道・愛知で評判の良い高級寿司店を何度か訪れているチェス太ですが、お寿司のみに焦点を絞って比較するとすれば・・個性は違えど ”感動する” という意味でいずれも互角かと。
ただ、
- お寿司屋さんでの感動は小料理から始まり、お寿司は最後のお楽しみだったりするので、小料理が居酒屋っぽい点を考えると、日本のお店には敵いません。
- 寿司菊池の接客は、女性スタッフのリーダーと思われる方の声が大きすぎるのと強気な話され方、オーナーの板前さんは常に機嫌が宜しくなく、食べていて心の底から気持ちよくなれる雰囲気ではないです。
- 場所がロンドンということで、お会計時にサービス料12.5%が必要。
お寿司以外の部分を含めて総合的に見ると、軍配は、日本に上がります。
お客さんとしていくのは良いけれど一般人が働くのはしんどい国、日本ですね。
まとめ
- お寿司は感動・悶絶する程に美味しい!
- お店のスタッフの雰囲気やお料理のメニュー構成は居酒屋さん。
- よって、お刺身とお寿司に焦点を絞ってたっぷり食べたい!
- 小料理、雰囲気、サービス全てを堪能するなら、ここぞという高級寿司店には日本で行きたい!
以上、子連れチェス太の寿司割烹菊池に対する感想・レビューでした。
- 土曜夜の客層としては、「余裕のある方が美味しい日本料理を求め、過度な期待はせずに美味しいお料理をフツーに普段の居酒屋ぐらいの気持ちで楽しんでいる」印象を受けました。
- 平日は日本人ビジネスマンの接待も多いと思われます。
これから行かれる皆さんのご参考になれば幸いです。
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寿司割烹菊池
14 Hanway Street, London. W1T 1UD