北極圏でやりたいと思っていた事のうちの一つ、「フィンランドでトナカイにご飯をあげる」。
それが叶い、スタッフが写真を沢山撮って送ってくださいました。
この記事では、衝撃的に可愛かったトナカイのお尻と、フィンランドのオーロラビレッジでのトナカイの餌やり、朝食、空港に行くまでの過ごし方、オーロラを観るのにオススメの時期をご紹介します。
Table of Contents
フィンランドでトナカイのお尻を追いかける
オーロラビレッジの敷地ではトナカイを飼っているのですが、どういうわけか、柵の外の私たちのキャビンのあるエリアもトナカイが自由に歩いて休んだりしています。
初めてトナカイを見ましたが、お尻が・・モフモフ、フサフサしていてすごく可愛いのです
「か、カワイイ~~」と思った時はカメラを持っておらず
翌日お尻を狙って撮ろうとしたのですが、気付かれると逃げられてしまうので難しい。
ようやく撮れたお尻は、痩せたトナカイのお尻・・。
いや~、これじゃないんだよねー。
我々人間だけでなく、トナカイの間でも「良いお尻」と「イケてないお尻」は存在するということです。
フィンランドでトナカイにご飯をあげる
トナカイへの餌やり体験
オーロラビレッジではトナカイを沢山飼っているので、トナカイの餌やり体験も行っており、1人€10(写真撮影+データ送付付き)で申し込むことができます。
ふかふかした藻のような草のようなものを袋いっぱいに渡され、それがトナカイのご飯で、フィンランドのキノコの一種なのだそう。
子ども一人分だけを申し込みましたが、他に体験するお客さんがいなかったからか、「もちろん一緒にどうぞ」と私も餌の袋を渡され、一緒にやらせてもらうことになりました♪
性格の荒いトナカイも
青いマジックで印がつけてあるトナカイだけは性格が荒いらしく、
「食べ物を無理やり取ろうとしたり、キックしてくることもあるから気を付けて。」
と言われていたので、最初恐くて逃げていたところを写真に撮られる・・。
フィンランドのトナカイのごちそう:ふかふかのキノコ
私達があげているキノコ類のフカフカしたご飯は、トナカイにとってはごちそうで、普段の食事は、設置されているトナカイフード(乾燥したドッグフードに似ている)を食べているそうです。
トナカイフードはそんなに美味しくないのか、相当残っていました。
いじめられているトナカイが・・
この中に一匹、写真には写っていませんが、暗ーい顔をして群れから1匹離れているトナカイがおり、その子は野生のトナカイなのだけれどこの柵の中に入って来てしまったのだそう。
それからもう1ヶ月ここに住んでいるけれど、以前からいるトナカイはその子の事を気に入らず、意地悪をしているようです。
可哀想だからその子にたくさんご飯をあげようとしたら、他のトナカイが走ってきて追い出しにかかってきます。
その子は逃げるばかり。
他のトナカイよりも痩せて、お顔や醸し出している雰囲気がすごく暗かった・・。
可愛いばかりのトナカイじゃない部分を垣間見てしまいました。
フィンランドのオーロラビレッジの朝食
3月22日。フィンランド旅行の最終日。
もうオーロラの時期としては終わりかけで、お客さんは私達を含め3組しかおらず、朝食ブッフェがブッフェじゃなくなっていました!
ブッフェ台にはパンやドリンクしかなく、ウェイターさんが、「何でも好きなものを作りますよ。」との事。
じゃん!美味しそう!ウェイターさんだけあって盛り付けは若干素人っぽいけれど、嬉しい♪
オムレツの中にチーズと生ハムがたっぷり♪
作ってくださったウェイターさんは途中で感想を訊きにきて、とても美味しいと伝えると、
「シェフは僕です♪」というお茶目っぷり。
私達の後に朝食に来たお客さんは、訊かれることもなくオムレツを出されていました。
オムレツで満腹になって、うっかり2人ともパンを取って食べるのを忘れてしまいましたが、話しながら時間をかけてゆっくり食べ、窓の外には野生のトナカイやフィンランド特有の鳥が。
満たされる朝食。
フィンランドで最後のそり遊び
空港に行くまでの時間、最後の雪遊び。
滞在中、いつも笑顔で挨拶をしてくれた優しいおじさまのお客さんが、「写真撮ってあげましょうか」と。
「どこから来たの?」という会話の時に、イギリスからだと仰っていました。
「え、イギリスから来てるのにその英語?」と思われるのが恥ずかしいから・・。
昨日は凹みがあるせいでそりが吹っ飛んで前に痛い思いをしたので、凹みを雪で埋める作業を2人でしてからトライ。
ただ、息子はずっと真っすぐに進むのに、私は途中からいつも右に曲がっていってしまう。
バランス感覚が悪いみたい。
バイバイ、トナカイとフィンランド・イバロ!
オーロラビレッジからフィンランドのイバロ空港まではタクシーで15分。€34でした。
タクシー料金からも北欧北極圏の物価の高さが伝わるかと思います。
ですが、泊った宿2つとも空港からタクシーで近いところだったので、飛行機を降りてからの移動としては最高に楽でした。
もしあともう数時間あったなら、オーロラビレッジで自由に使えるスノー板(深い雪の中を歩ける板)を履いて、フィンランドの森を少しお散歩したかったかな!
帰りのフィンランド・イバロ空港。
写っているのは・・、行かずに悔やまれた湖でのオーロラ・・!
帰る日にピッカピカの晴天で今夜は良いオーロラが観られそう・・?
旅行あるある。
良いんです。また来るよん!
2~3年後、本当に来られると良いなー!
フィンランドでのオーロラ鑑賞に最適な時期
帰国後(3月23日以降)も、オーロラアラートアプリで毎日フィンランドのオーロラ状況を見ていましたが、オーロラ観測確率が40%を超えてアラートが鳴った日は一日もありませんでした。
大きなオーロラのチャンスは私達が滞在した3月19日が最後だったという事でしょう。
オーロラは4月上旬までと言われていますが、やはり3月下旬ぐらいまでが良いのかな、と思います。
フィンランド旅行記、おしまいです。
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触れられるものなら触れてみたい・・