ロンドン観光でお茶といえばホテルでアフタヌーンティーが王道ですが、個人的には郊外の素朴なティールームでのアフタヌーンティーが好き。
この記事ではロンドン南西の高級住宅街バーンズにある素敵なティールーム「オレンジペコー」のご紹介をします。
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素朴で可愛らしい店内
ハマースミス駅からバスでテムズ川を渡り、高級住宅地にあるバーンズブリッジを越えると見えてくるティールーム。
エントランスをくぐると紅茶の缶がたくさん並んでおり、しっかりした美味しい紅茶が飲める期待に胸が膨らみます。
ランチも美味しいティールーム
メニューは1冊丸々お茶。お茶へのこだわりが伝わってきます。
朝食やランチメニューも充実しています。
前回はクリームティー(スコーン+お茶のセット)を頂きましたが、他のお客さんが皆さん美味しそうなお料理メニューを召し上がっていたのが気になっていたので、今回はMug of Soup(スープとサンドイッチ or サラダのセット)£8.5 を注文。
友人はサラダをチョイス。私はサンドイッチを選択。
驚いたのは、スモールサラダと書いてあったのに、3種類あるサラダ全てを盛り付けてくれた事。
サンドイッチも、チキン、アボカド+モッツアレラ等の3種類の中から好きな物を選べました。
お味は期待を超える美味しさ!
スープはカブのようなホースラディッシュのような。ちょっぴりマスタードが入っていて、個性的だけれど優しい味の美味しいスープ。
クリームティーの紅茶とスコーン
けっこうなボリュームでお腹いっぱいになったのですが、「やっぱり食べたいスコーン」ということで、クリームティー£8.95 も注文。
因みにオレンジペコーのアフタヌーンティー£19.95 は、午後2時~5時まで注文可能です。
お茶は、シングルエステートのダージリンBarnesbeg ファーストフラッシュを注文。
シングルエステートとは、単一茶園、つまり一つの農園だけで作った茶葉のみを使用している紅茶で、一般的なブレンド茶葉に比べ、価格もクオリティも高い傾向にあります。
ファーストフラッシュは、春摘み紅茶の意。夏摘みのセカンドフラッシュや秋摘みのオータムナルに比べて、若い香りで爽やかな風味が特徴。
普段、自宅でダージリンは Tea Palace のセカンドフラッシュを飲んでいるので、飲み比べ☆
さて期待したお味は・・
「薄い!」というのが率直な感想・・。お湯の味が際立ってる・・!
ティーポットに入ってくるのですが、時間の経過とともに濃くなり過ぎるのを防ぐため、予め茶葉は取り出して提供されます。それならばもう少しじっくりと抽出してほしかった・・。これは残念。
そういえば前回いただいた時も薄いと感じたので、次回は茶葉をティーポットに入れたまま出して頂くようにお願いしようかな。
友人の頼んだ Tea by the Mug£2.6 のアールグレイは、特大マグカップに入って登場。味はマイルドだけれど美味しかったようです。
さて、楽しみなスコーンは・・
「美味しい♪」
さっぱりしていて素朴だけれど大味ではない、好みのスコーンでした。
店員さんも優しく、大きな荷物を入口で預かってくださったり、「写真を撮りましょうか?」と声を掛けて下さったり、程よい距離感とサービスが心地良い。
人気店で賑わっているけれども落ち着く空間。
高級住宅街の中の地元に根差したティールームなので、お客さんの雰囲気も良いです。
ユーモアたっぷりに話しかけてくれたおじいさま。
紅茶の販売もしているので、紅茶を買い足したくなったら、種類豊富なシングルエステートの茶葉をこちらで選ぶのも良いかもしれません。
オレンジペコーへの行き方
ハマースミス駅からバスで約15分です。
ハマースミス駅外のバスターミナル バス停 J で209か419に乗車、White Hart Lane 下車、徒歩1分。
可愛い、サービス良し、料理の味良し、良心的な値段という4拍子揃ったティールーム。
ウェストロンドンに来られたら是非立ち寄ってみてください。
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Orange Pekoe
3 White Hart Lane, London, SW13 0PX
月曜~金曜: 7:30-17:00
土日: 9:00-17:00
イギリスの紅茶の先生が書かれた良本↓↓