この記事は、”一生に一度は行きたい世界遺産絶景111”に載っていた景色にあった、コトルの城壁からの眺めを綴った、モンテネグロ旅行記です。
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コトル城壁沿いの山登り
コトルのアパートメントで朝の景色と散歩をゆったり楽しんだ後は、コトルの城壁沿いの山登りを開始。
小さな子供が楽しめる旅を考えた場合・・、やはり街歩きよりも自然歩き!
街を歩くと「疲れた~、ホテルに帰りたい~」「アイス食べたい~」なんてすぐに言い出す子どもも、山や自然の中を歩いている時は不思議と元気に、信じられない距離を歩けちゃいます。
さあ、城壁沿いの山登りスタート!
子ども(4歳)は、「え!あんな高い所まで登るのー!?ウソー!?」という反応。
4歳から見た頂上は、確かに、それはそれは高い。
しかし!コトルの城壁を登る途中の眺めは、子どもでもそんな事吹っ飛んでしまうぐらい、それはそれは美しいのです。
モンテネグロの世界遺産、絶景の景色!
そして中腹部まで登ると、こんな絶景が・・!
こ、これは・・!
最近読んだ、一生に一度は行きたい世界遺産 絶景111 (宝島SUGOI文庫)に載っていた景色!!!
うっひょー!!
折角なので、少々歴史も交えて紹介します。
美しいアドリア海に面する入江の最奥部。
フィヨルド地形の標高1759mのローブツェン山と海岸の間に、中世の佇まいのオレンジ色の屋根が並ぶ風光明媚な街がコトルだ。
この街は古代ローマ都市として発し、鉱物の輸出によって富を蓄え、宗主国を変えながら繁栄してきた。
度重なる海賊や他国の襲撃に耐えたのは、急峻な山々に囲まれた地形と城壁の二重防御だったため。
その防御能力から、ヴェネチア統治時代は同国の前線基地となり、大聖堂を始め、スラブ国初の航海士学校も設立された。
(一生に一度は行きたい世界遺産絶景111より 原文ママ)
今はユーゴスラビア内戦時の傷跡がまだ濃く残る、小国ですが、当時はヴェネチアも統治する程の強大な都市だったのですね。
4.5kmの距離なので大人だったら1時間ぐらい。子連れなのでもっと長い時間をかけてゆっくり登ったのですが、山の斜面から見下ろす海と街並みが素晴らしく、途中から頂上まで絶景続きの登山なので、歩いていて楽しい
岩肌にはこんな可憐な花が、沢山咲いていました。
過酷な環境でも逞しく、可憐に咲く花。
まるで今のモンテネグロを象徴しているようです。
けっこう登ってきました。4.5kmの城壁。
内戦で崩れた廃墟もそのまま放置されていて、キレイなリゾート地よりもぐっとくるものがあります。
洗練されていないところに良さがある。
ついに山頂到達!!
息子(4才)は今回のクロアチア・モンテネグロ旅行で、この山登りが一番楽しかったそう
海よりも山が気に入ったようです。
達成感あるしね!
ここに着いても、壊れた壁の一番高いところに上ろうとしたり、「もっともっと」と、一番高いところに登ろうとするところに男の子を感じます。
子連れ旅行の際は、この城壁山登り、楽しく絶景を拝めてオススメです
コトル旧市街も魅力的↓↓↓