ずっと以前よりオーロラを観てみたいと思っていたのですが、「小さい子供がいるから今は無理かな」と思っていました。
それから6年ほど経ち、子どもが10歳になったので、行ってみることに。
すると、1歳のお子さんを連れてきているファミリーがいたり、オーロラも宿の敷地から観る事ができたり、「小さな子連れでも行けたね!」という感想を持ちました。
「オーロラを観てみたいけれど子連れで大丈夫かな・・」という方のお役に立てれば嬉しい事この上なし。
もちろん、他の方が読んでもお役に立てるように纏めました。
この記事は、フィンランドでオーロラを高確率で観測できる場所や時期、ホテル選び、服装、オーロラツアーの考察についてです。
Table of Contents
フィンランドでオーロラが高確率で観測される場所:イバロ
3月18日から4泊で、オーロラを観にフィンランドの北極圏へ行ってきました。
行ったのは、フィンランドのイバロ。
オーロラが高確率で観測される場所のうちの一つです。
オーロラ旅行で有名なサーリセルカから車で40分ほど北、サンタクロース村で有名なロバニエミからは、バスで4~5時間ほど北です。
イバロは写真の青●のところ。
空港はイバロでも、そこからバスで移動してサーリセルカに泊まる日本人の方が多く、イバロ宿泊はマイナーなイメージですが、アットホームで自然味溢れていて、光が少ない分オーロラ観測がしやすいのでお勧めですよ
「オーロラ旅行」と銘打ちながら、ロバニエミ宿泊になっている旅行会社のプランも時々ありますが、
観測率を高めるためには、サーリセルカ以北へ行かれることを強くお勧めします!
そして今回、パパは都合で一緒に来られず、私と子どもの二人旅行になりました。
母子で北極圏、しかも、サーリセルカの明るい街じゃなく、ホテルからもオーロラ鑑賞が可能な光害のない、人里離れた森の中にある場所に宿泊。
正直、行く前は不安でドキドキしました。
だって、極度の方向音痴なんですもの。私も息子も。
雪原の中で迷子になったら凍死しちゃうんじゃないか等、少し心配になりました。
フィンランドオーロラ旅行のホテル
フィンランドの有名ホテル、カクシラウッタネンには泊まらず
もう一つ、ドキドキしたのには、予算が今までの旅行とは違って高いという事も。
一度は憧れる、ガラスイグルーの中の温かいベッドに横になりながら観るオーロラ
かの有名な、カクシラウッタネン in サーリセルカ。
よく旅行会社のパンフレットで目にしていたので印象的でした。
しかし、今回私たちが泊ったのはこちらではありません笑。
なぜなら、カクシラウッタネンは、
- 口コミ評価があまり高くない
- 一つ一つのイグルーが近すぎて、明るすぎてオーロラが見えずらいとの感想を発見。
- すごーく高くて手が出ない
の理由からです。
3. の理由が一番大きかったかな
フィンランドでのホテルは、ゲストハウスとガラスイグルーに決定
せっかく行くからには妥協したくない。
ガラスイグルーへの憧れもやはりあり、4泊中2泊は、少しリーズナブルで割と空港に近い、新しめのガラスイグルーに泊まってみることに。
そして当ブログのタイトルにもなっていますが、子連れ旅行は体験型の旅行にしたい。
「ただホテルに泊まるのではなく、なるべくならエキストラの体験を子どもにさせてあげたい」
という思いを持ちながら色々探した結果、
前半2泊はハスキー犬のゲストハウスGuesthouse Huskyに泊まり
SAMILAND VILLAGEより
後半2泊はガラスイグルーホテル、オーロラビレッジに泊まることに決定
Aurora Village
前半のゲストハウスは、犬ぞりをするハスキー犬ファームの敷地に建てられたゲストハウスで、オーナーとの距離が近く、動物と身近で触れ合えます。
そして、評判のとても良いゲストハウスは確実に食事が美味しい
オーナーが自ら作る家庭料理は、レストランのそれとは違い、優しい味でスープも全部飲み干したくなる美味しさがあります。
是非、海外旅行で経験したいと思いませんか?
フィンランドのオーロラホテルの予約
今回はエクスペディアで飛行機チケット+オーロラビレッジを予約し、(オーロラビレッジ単体で予約するよりもかなり安く予約できました。)
ゲストハウスハスキーは、【Booking.com】から予約。
フィンランドでオーロラ観測をする際の子どもの服装
イバロ空港からホテルまで、タクシーで楽々
行きの飛行機から。
眼下に広がるのは、雪と氷と黒い岩(に見える)のみ!
イヴァロ空港からタクシーで20分。
夕方、ゲストハウスハスキーに到着。
フィンランドでの子どもの服装:ママの軽いダウンコート
子ども(10歳)が来ているのは私のダウンコート。
レディースのダウンなんてカッコ悪いかな、と思ったのですが、男の子のダウンコートって丈が短いんですよね。
北極圏では見た目よりも防寒だと思い、私の軽くて扱いやすいダウンコートを子ども用に持ってきて、案外活躍していました。
普段は「スキーウェア&スノーブーツ」という服装で外で遊び、
朝方特に冷える時や、「食事のためにちょっと外に出るけれどスキーウェアは大げさ」という時にダウンをふぁさっと羽織るという使い方です。
オーロラ観測時の服装:スキーウェア+ダウンコートがベスト
本当は、夜のオーロラ観測の時にスキーウェアの上にダウンコートを羽織ってもらう予定で持ってきていたのですが、
「暑いし動きづらいから嫌だ」
と部屋で反対され、結果観測途中で寒くなってきて割とすぐに部屋に戻る、という、いかにも子供らしい事態に
ただ、寒くなったらお部屋に入り、温まったらまた外へ見に行くというのは、ゲストハウスの敷地内でオーロラが観られたからこその贅沢、という事もできます
子ども曰くそれがとても快適だったそうですし、小さなお子様連れなら尚更、オーロラツアーに出掛けないこのやり方が良いかもしれません。
実際、1~2歳ぐらいの子を連れてきているフィンランド人家族もいらっしゃいました。
フィンランドでオーロラツアーに参加するか否か
オーロラを観ることが目的で来たフィンランドですが、オーロラツアーに参加するかどうかは、迷った末、チェス太達はツアーに参加しない事にしました。
オーロラツアーに参加しなかった理由
オーロラツアーに参加しなかった理由は、以下の通りです。
- オーロラツアーの料金が高い(1人€120)
- ツアーではオーロラ撮影方法を詳しく教えてくれるそうだが、チェス太はデジカメしか持ってない
- イナリ湖の方へ行き21時~1時ぐらいまでの4時間のツアーというのが子どもには長くて寒くて辛いのではないか
- ゲストハウスの敷地からも観測可能
(元々ツアーに行かなくてもオーロラが観られるように、光害のない、街から離れた場所のゲストハウスを選んだ)
ゲストハウスの敷地からも観測可能かどうか、ゲストハウスハスキーのオーナーにも訊いたところ
「運が良ければここから観られるし、沢山のお客さんが観てるよ」と。
そして子どもはツアーに乗り気でなく、「ゲストハウスの敷地内から気軽に見たい」との事。
よって、オーロラツアーに申し込まずに、ゲストハウスの敷地からオーロラ観測をすることに決定したのでした。
この判断が正解だったか失敗だったかは、オーロラツアーに行かれた方と、行かなかった自分の体験比較をご覧ください。
次は、敷地内からオーロラ鑑賞が可能で、犬ぞりをするのにベストな宿「ゲストハウスハスキー」についてです。↓↓