こんにちは。チェス太です。
以前から「すごく良い」と聞いていたロンドンミュージカル「42nd Street」。
クリスマスイブに子どもと観に行こうと思い立ち、行くまで「どうかなー、楽しめるかなー」と不安に思っていましたが、結果、想像以上に素晴らしく、感動してしまいました。
個人的ロンドンミュージカルの№1!
2019年1月5日で一旦千秋楽を迎えますが、CHICAGOやShreck, The Curious Incident 同様、また数年以内に戻ってくると予想しています。
この記事では、ミュージカル 42nd Street の見どころや、良かったポイント、子ども目線での感想も書いて参ります。
Table of Contents
ミュージカル「42nd Street」の見どころ
見どころ1.タップダンス
42nd Street の見どころは、ずばり「タップダンス」でしょう。
最後のシーンだけではなく、最初から最後まで、様々なシーンで迫力のタップダンスを観る事ができます。
※42nd Street のあらすじについては、こちらのサイトをどうぞ。
見どころ2.女性たちのセクシーさ
42nd Street には、それはそれは沢山のレディが出てきます。
そして皆とってもセクシー。
全身ベージュのタイツスーツを着た沢山の女性が踊るシーンや、キラキラの露出の多い衣装を身に着けた女性たちが踊るシーン。
女性たちの数と迫力とセクシーさが相まって、目の保養になるわうっとりするわ。
トップレスではないですが、ムーランルージュのような雰囲気のところもあり、華やいだ気持ちになれました。
見どころ3.視覚に訴えかける工夫
42nd Street には視覚に訴えかける工夫がたくさんあります。
上記写真のシーンは、女性たちが寝た体勢で脚を上げて踊るのですが、上に取り付けられた鏡に、万華鏡のように映るのが美しかった。
主役女性の大きな影と踊る男性。
「え、これどうやってるの?」と息子は興味津々で不思議がり、ややしばらくして謎が解けたようでした。
チェス太は、舞台前の方で寝転がって歌いながら可愛い振付の踊りをしている女性たちが気に入りました。
見どころ4.歌も素晴らしい
ミュージカルにおける歌。
実はチェス太は歌と踊りにそんなにワクワクする方ではなく、台詞が中心の舞台の方が、ストーリーに入り込めて好きだとずっと思っていました。
ところが!42nd Street の歌に関しては、初めて聞く曲なのにすっかり覚えてしまい、ミュージカルが終わった後、気が付けば口ずさんでいました。
「ミュージカルはそんなに・・」と思っている人も、本当に是非ご覧になって頂きたい作品です!
座席とチケット料金について
写真は、42nd Street が上演されている Theatre Royal Drury Lane。
Stall=1階、Royal Circle= 2階、Grand Circle= 3階、Balcony= 4階です。
今回チケットはTKTSで購入せず、開始4分前の滑り込みで劇場に直接行き、
以前ミュージカル・チェスを観た際に座ったアッパー・サークル(3階部分。劇場によって呼び方が違います。)からは、役者さんがとても小さくしか見えなくて物足りなかった思い出が。
ピノキオや按針、The Curious Incident of the Dog in the Night-Time(すごく良かった!)を観たストール(1階)の最前列または2列目は、遮るものがなくて役者さんの表情までがよく見え、非常に楽しめたので、今回もその席狙いです。
今回は、ストールの前から2列目(B列)の一番端っこの席を並びで購入。
1人£19。
「一番端っこの席からは、舞台の一部が見えないのだろうか?」
と思っていましたが、観劇中、舞台で特に見えづらい部分はなく、タップダンスの迫力や役者さんの息遣いを間近で感じる事ができたので、満足度が非常に高かった!!
42nd Street の対象年齢
対象年齢は「5歳以上」となっています。
5歳以上となってはいますが、あらすじからして、5歳の子どもがちゃんと理解して楽しむのは難しいかと思います。
ですが、「タップダンス」と「視覚的な面白さ」が素晴らしいという点から、子どもも楽しみやすいミュージカルだとは言えるでしょう。
子どもへの説明が難しいシーンあり
ただ一つ、11歳の息子に「この人は誰?」と、主役女性のパトロンとそのシーンについて訊かれ、
本当の恋人がいる事がパトロンに知られたら、ショーにお金を出してもらえなくなっちゃうから、会わせないようにしてるの。
なんていう、不本意な説明をする羽目に・・。
子どもはよく解らないところが分かって納得した様子でしたが、小学生にはまだ早いです、この人間関係・・。
その部分と、演出家と主役とのキスシーンを除けば、あとは大人と子どもと一緒に楽しめるミュージカルでした。
子どものミュージカルの感想
我が家の子ども(11歳)は、男子によくあるが如く、ミュージカルに関心を示しません。
ライオンキングやアラジンは、トレイラー(予告動画)を見た段階で、「絶対行きたくないー」と言い、今まで一緒に行ったミュージカルは、お友達ファミリーと出かけた「ピノキオ」と、4歳の頃に観た「スノーマン」「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」のみ。
今回は渋々ついて来てくれたのですが、蓋を開けると終始集中して観ており、解りづらいシーンがあれば耳元で私に説明を求め、楽しんでいました。
せっかくのミュージカルも、子どもが楽しんでいなかったら、母親も愉しめませんもんね!
「ライオンキングは嫌」という子どもも、「42nd Street だったら楽しめる」という可能性はあると思います。
タップダンスの迫力とカッコよさは、「本当に観に来て良かった」という気持ちにさせられますから!
42nd Street ミュージカルのまとめ
- 42nd Streetは、今までに観たミュージカルの中で個人的にベスト1!
- 対象年齢5歳以上だが、大人の事情が絡み合う(パトロン等)シーンがあるため、小学校高学年ぐらいからがベターかもしれない。
- チケットは劇場に直接行き、一番ステージに近い座席を購入。観やすくて大正解。
- タップダンス、女性たちのセクシーさ、視覚に訴えかける工夫、歌のどれもが素晴らしかった。
- 子どもも予想以上に楽しめたので、親子での鑑賞にもおすすめ。
以上、ロンドンのミュージカル、42nd Street を観た感想でした。
2019年1月5日の千秋楽が終わっても、数年以内にまた戻って来てくれる事を願います!!
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