先日ご紹介したホルボーンの行列ベトナム料理店 Banh Mi Bayでランチをした後、お店の前の通りからバスにひょいと乗り、キングスクロスへ向かいました。
※歩いても17分で徒歩圏内なのですが、17番・45番・46番のバスに乗れば、6分でSwinton Street・キングスクロス近くに到着。
すると、今までに見た事のないマーケットが出ているではありませんか!
しかも出店しているお店&食べ物のクオリティが高い。バラマーケットで有名で日本のTVでも紹介された、世界で2番目に美味しい(!?)ドーナッツも販売されています。
この記事は、キングスクロス駅前にある、「リアルフードマーケット」についてです。
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リアルフードマーケットとは
Real Food Market とは、2008年以来、ロンドンで有名なフードフェスティバルを開催している「リアルフードフェスティバル」という団体が、”規模は小さいけれど味と素材はトップクオリティ” なお店を支援すべく、立ち上げたフードマーケット。
以前はサウスバンクで金土日に行われていたリアルフードマーケットですが、現在はキングスクロスに移動し、水木金に開催されています。
場所は写真↑のキングスクロス・スクエア(Kings Cross Square) 。
リアルフードマーケットのこだわりのお店
”規模は小さいけれど高品質な食品を提供するお店” とはいったいどんなお店でしょうか。
フードストールを一店舗ずつ見ていきましょう。
セルビアのヘルシーで美味しいタルトたち
オーガニックの小麦粉・卵・バターを使用して焼いている手作りタルトベーカリー。食材は調味料まで自然派にこだわり、食事系からスイーツまで、幅広く人をHappyにする味を創り出している。
「こんな美味しいブラウニーは初めて食べた」との感想あり。
「ヘルシーで美味しいお食事系タルト」に強いお店です。
いろいろな種類のトルティーヤ(スパニッシュオムレツ)
トルティーヤ(スペインオムレツ)のお店。店名がわからずに申し訳ないです。
試食させてもらい、その時お腹いっぱいだったのですが、美味しかった。
シチリアのお菓子、カンノーリ専門店
シチリアのお菓子、カンノーリの専門店。カンノーリとは、カリカリに揚がった皮の中に様々なフレーバーのリコッタチーズが入ったお菓子。
映画ゴッドファーザーに「銃は置いて行け。カンノーリは持ってきてくれ。」” Leave the gun. Take the cannoli.” という名台詞があります。また、カンノーリを使った毒殺シーンもありました。
カンノーロ・シチリアーノは男女の愛の象徴。皮は、男らしさ、厳格さを表現し、純白さ、柔らかさ、優しさ、繊細さ、といった女性らしさを表すリコッタを抱くように守り包んでいる。
ELLE GROUMETより
シチリアっぽくて、素敵でしょう?
本場シチリア以外では美味しいカンノーリに出会う事は難しいのですが、それを覆そうと、材料を全てシチリアまたはイタリアの他の地域より取り寄せ、本格的なカンノーリを作り販売しているそう。
ロンドンで売られている一般的なカンノーリより少し値が張りますが、ここはシチリアに行ったと思って、試してみる価値あり!
ポーランドの手作りピエロギやサラミ
2009年にポーランド人夫婦によって立ち上げられた、美味しく本格的なポーランド料理を提供するお店。
手作りのピエロギ(ポーランド餃子)、ペイストリーや、ポーランドの伝統製法で作られたKabanos(サラミ)を販売。
フレッシュな素材のみで作られたエッグタルト、ケーキたち
保存料・その他の添加物完全無添加のエッグタルト屋さんで、Great Tasteの賞も受賞しています。
クッキーやケーキ、クロナッツも同じくフレッシュ。
100%自然な食材で作られた新鮮なお菓子を食べられるのも、フードマーケットの魅力ですよね。
ネット販売もしていますが、配達料金が£9(¥1,350)ほどかかってしまうので、見つけたらここで手軽に買うのが吉。
びっくりするほど美味しいマカロンのお店
「マカロンアイス美味しそうだなー」なんて思いながら普通のマカロン(ブラックベリー味)の試食があったのでそちらを食べてみたら・・
衝撃的に美味しい!!
ラデュレよりピエールエルメよりフォートナムメイソンより、断トツに美味しいマカロンでした!!
この時お腹いっぱいでしたし、最初買うつもりはなかったのですが、こちらは試食して即購入。
ブラックベリー味とソルティドキャラメル味、ストロベリーミント味を頂きルンルンだったのですが・・。
バッグに入れ持ち歩いて帰宅したら潰れてしまっていた!
しょぼん。手提げ袋もらえばよかった。
ええい、もう、食べてしまえ!
ソルティドキャラメルは濃厚すぎて好みでなかったのですが、ベリー系は爽やかで非常に美味しかったです。
生地も中身も全て手作りのドーナッツ屋さん
マリルボーンやビカデリー、ソーホー、ショーディッチ等に店舗を持つドーナッツ専門店。
新鮮な材料を使ってその日に手作りされたドーナッツを販売。
ドーナッツの中に入っているジャムやカスタード、フィリング、トッピングも全て手作りで、材料は最良のものを使っているそう。
バラマーケットで有名な世界で2番目に美味しい(!?)Bread Aheadのドーナッツストールもあったので、お腹に余裕があれば食べ比べも良いですね。
営業日時と場所
キングスクロス駅目の前のEuston Road沿い、キングスクロス・スクエアにて、水曜~金曜12時~19時に開催されています。
ハリーポッターの9と4分の3番線もすぐ近く。
real food festivals より
材料と新鮮さにこだわりがある分、普通のお店よりも値の張るフードが目立ちましたが、選び抜かれたフードが屋台で簡単に手に入るのが、ロンドンの食の面白さ。
今回ご紹介したストール以外にもたくさんのお店があったので、お近くに行かれたら是非立ち寄られてみてください。
「ロンドンは不味い」なんてとんでもない。新しい発見があるはずです。
以上、キングスクロスのリアルフードマーケット についてでした!
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N1C 9AL
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