スイス旅行4日目、ここは外して帰れない、ユングフラウヨッホ。トップ・オブ・ザ・ヨーロッパ。
ユングフラウヨッホの帰りにアイガー氷河のすぐ側を歩く、アイガーグレッチャートレイルでハイキングもしました。
アイガー北壁にチャレンジした登山家の思いを感じ、込み上げるものが・・。
この記事は、登山鉄道で上ったユングフラウヨッホと、ユングフラウ・アイガーウォークについてです。
Table of Contents
ユングフラウヨッホ
アイガー北壁
スイスを代表する名峰、アイガー、メンヒ、ユングフラウ。それらを臨むクライネシャイデックから登山鉄道に乗り、一気にヨーロッパで最高の高さを誇る駅・ユングフラウヨッホ駅(3,454Ⅿ)へ!
スイス旅行の前年に、「アイガー北壁」という映画(DVD)を観て感動していたので、それを思い出し登山鉄道に乗っている時から感動の連続でした。
スイスに行かれる方は絶対にご覧になった方が良いです!
スフィンクス展望台から観るアレッチ氷河!
ユングフラウヨッホの観光ハイライト、スフィンクス展望台(3,571Ⅿ)へは、スイス最速のエレベーターに乗って108Ⅿの高さを27秒で一気に上がり到着します。
晴れた日には、展望テラスからアレッチ氷河やフランスのヴォージュ山脈、ドイツの黒い森など、国境を越えた眺望が楽しめるそう。
世界遺産、アレッチ氷河。全長23㎞のヨーロッパ最長の氷河。
これに憧れてスイスに来たかったのです!まさに、トップ・オブ・ザ・ヨーロッパ!!
何度も何度も写真で見た景色。ようやく自分も今この地に!
いつか、この氷河の上を歩きたい!
スフィンクス展望台の上は寒い上にものすごい強風で、氷河が顔に突き刺さってくる感じがするので、「ウワー!」「キャー!」と叫びながらの氷河鑑賞。
世界遺産、アレッチ氷河。
氷河を歩いている人達もいましたが、標高4,000Ⅿな上にクレバスだらけ!
大変惹かれますが、子連れじゃなくても無理かも・・。
アイガーを登頂するためにたくさんのアルピニストが亡くなりましたが、それを登山鉄道とエレベーターで誰もがヒュンと行けるようにしてしまったスイス人の知恵と努力。偉大です。
アイス・パレス
ユングフラウヨッホの中にはアイス・パレスという氷の洞窟があり、氷でできたワシやペンギンなど、子どもも見て楽しめる空間になっています。
元々は2人の山岳ガイドが氷河の中に掘った巨大な洞窟で、それを氷のギャラリーにアレンジして立派な観光地にしたのだから、スイス人、やはりすごい。
氷河の動きによって、アイス・パレスの天井の一部は年に15㎝ほどずれてしまうため、その都度補修されているそう。
中はマイナス3度。展望台外の気温がマイナス7度だったりするので(8月)、もはや寒さは感じません。テンションも上がっていますしね!
スノーパーク
アレッチ氷河の上で体を使って遊べるスノーパークは、夏でもスノーチューブやスキー、スノーボードなどの雪上スポーツを楽しめます。
パパと子どもは、スノーチューブという浮き輪のようなそりで滑って遊びました。
一番面白そうだったのはジップ・ライン。
これは氷河の上に張ったワイヤーロープにぶら下がり、250Ⅿの空中飛行ができるというもの!
氷河版ターザンみたいな感じです。
標高3,454Ⅿのアルプスで空中飛行、さぞかし気持ちが良さそうですが、子どもがまだ小さかったのでチェス太だけアドベンチャー!な事はせず、見送りました。
チャンスがあれば是非お試しを!
ユングフラウ・アイガーウォーク
ユングフラウヨッホ駅から下りの登山鉄道に乗ること約40分。アイガーグレッチャー駅(2,320Ⅿ)で降りると、目の前がアイガーの氷河!!
このアイガーグレッチャー駅(2,320Ⅿ)からクライネシャイデック(2,061Ⅿ)までを下るハイキングコースを「ユングフラウアイガーウォーク」と呼びます。
難所として知られるアイガー北壁の初登頂に命を懸けた登山家たちをテーマにした、全長約3㎞のハイキングコース。
上述したアイガー北壁 [DVD]を観てから行くと、感動もひとしお。心が震えます!
アイガー北壁登頂のため、数多くのアルピニストに使用された旧ミッテルレギ山小屋。
アイガー北壁で亡くなった69人の登山家を思うと、込み上げるものが・・。
途中の道では登山家たちの慰霊碑が置いてありました。
ユングフラウ鉄道の元変電所を改装したヒルフリ館では、アイガー北壁に挑んだ登山家たちの成功と悲劇のストーリを紹介しています。「楽しい♪」だけではなく、歴史を学び、心の深いところで感じながらのハイキング。
憧れのアイガー(3,970Ⅿ)をしっかりと間近で感じながらのユングフラウ・アイガーウォークは、氷河の迫力も満点でおススメできます!
以上、スイス旅行4日目のユングフラウヨッホから観たアレッチ氷河と、ユングフラウ・アイガーウォークでした!
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