マラケシュピンクの似合う女になる♪モロッコ旅行記1【リヤド編】

モロッコ




マラケシュピンクの似合う女になる♪

と言っていたのは昔大好きだったテレビ番組「世界弾丸トラベラー」でしたが、可愛くないでしょうか、このフレーズ。

マラケシュピンクって?こんな色です。

オレンジっぽいピンク。

モロッコの土が赤土なので、それを使って建てる建築物も自ずとピンクっぽい色に。

なので街全体が、ピンク色の建物で彩られているマラケシュ。

マラケシュとはベルベル語で「神の国」。旧市街は世界遺産でもあります。

この記事では、モロッコの首都・マラケシュの中で一番思い出深くなった、大人気の素敵なリヤド(モロッコの、中庭のある邸宅ホテル)、アルナディンについてご紹介します。



最高評価9.9のマラケシュ旧市街にあるリヤド

数ある魅力的なリヤドの中でも、リヤドアルナディンは大変評価が高く人気なので、もしかしたら予約が取りづらいかもしれません。

私達の5月下旬、4泊5日の旅程ではラッキーなことに空いていて、すぐに予約できました。

ホテル宿泊サイトの中では、Booking.comで取り扱いがあり予約できます。(評価が最高の9.9!!)

Booking.comで空いていない場合、ホームページだと空いていることもあるのでそちらも併せて確認されると良いと思います。

トリップアドバイザー

リヤドアルナディンの美味しい夜ご飯

マラケシュ空港に着き、タクシーでリヤドの手前で降ろされ、少し迷いながらリヤドへ到着。(あるところから車が通行できない道になるので、リヤドの前まではいけません。)

世界遺産マラケシュの旧市街は、可愛くて女子力が上がりそうな「マラケシュ・ピンク」の街と言うよりは、土埃と瓦礫の町と言った方が当てはまるかもしれません・・!

そんなマラケシュ旧市街で、リヤドの中はオアシスのような存在でした。

夜、リヤドに着いた一日目。

初日は夜に着いて疲れているだろうから・・と思って予約をしておいたリヤドでの夜ご飯。

この日のディナーが、5日間のモロッコ旅行の中で一番美味しかった!食事のハイライトが初日の夜に来てしまった・・。

腕を振るって作ってくださるのは、リヤドのフランス人オーナー、ナディーヌさん。

彼女に聞くと、モロッコ料理にフレンチの要素をミックスして作っているそう

なるほど、だからとびきり美味しいのか!どおりで街のモロッカンレストランとは味が違うわけです。

街のモロッコ料理は香辛料がきついので、最初は美味しくても段々飽きが来るというか・・。でもこちらのお料理は最後まで美味しく日本人の口に合い、お腹がパンパンになるまで食べちゃいました。

4日間ともディナーを予約しておけばよかったです。

マラケシュ旧市街の中のリヤドなので、すぐに広場にも遊びに行けますしね。



ミントティーとモロッコのチップ事情

リヤドアルナディンのサービスで感動したことは山ほどあるのですが、その内の一つは、夕方リヤドに戻った時、毎日ミントティーと手作りケーキをサービスで持ってきてくれた事!

マラケシュの旧市街を歩いていると、なかなかに疲れる事があり・・。というのは、マラケシュのモロッコ人男性、女と子どもだけの私達を見て(モロッコは母子旅行でした)すぐにお金をせびってくるのです。道を案内するふりをしてチップ(しかもお札)を要求するとか。

ひどい人だと道案内は断ったのに、勝手に私たちの前を歩いて後からチップを請求しようとするとか。しかもしつこい事この上ない!

世界三大ウザイ国はモロッコとエジプト、インドだと聞いたことがありますが、「モロッコについては間違いない!」と言えてしまう程。

絶えず話しかけられる(絶えず男性に寄ってたかってお金をせびられ続ける)のはけっこう疲れるのですが、宿に着くとオーナーのおばちゃまがいつもケーキとミントティーを持ってきてくれて、親子で大変癒されたのでした。

なぜ観光客にそんなにお金を要求するの?という疑問ですが、モロッコは宗教的に「富のある者がない者に分け与える」という考え方らしく、「海外旅行に行けるほど富がある観光客」は現地の飛行機なんて到底乗れない人達にお金を分け与えるのが当然だ、という論理らしいです。しかし夫が側にいれば、態度はまた違うよう。
最初の頃、道に迷った時にリヤドまで案内してくれた親切な若者たちがいて、リヤドに着いてチップを渡したら「これじゃ足りない、お札を出して」と言われてしまい、出てきたオーナーが私たちの代わりに彼らにお札を渡して帰ってもらったという、大変申し訳ないエピソードも・・。

驚いた私たちが「チップでお札を渡すのは普通なんですか?」と訊いたら、「ううん、そんなことはないけれど、彼らは一旦言い出すとあげるまでは絶対に帰らないから。でも心配しないで。大丈夫よ。」と大変優しくしてくださいました。オーナーに頭が上がりません・・。



作りたての朝食をリヤドのテラスで

朝食はマラケシュピンクのテラスで作り立てのものをいただきます。

絞りたてのオレンジジュースにオムレツ、パンケーキ、自家製ヨーグルト、色々出してくれてとっても美味しかった♪

この屋上テラスにはダーツがあり、毎朝食後にダーツで遊びました。

亀を飼っているのですが、子どもが動物好きな事を伝えると、テラスで朝ごはんをあげるところを見せてくださいました!ゆっくりゆっくりレタスを食べるカメ。

中庭にあるプールで遊ぶこともできます。

日本人には水が冷ためなので子どもが脚だけ入れてパシャパシャする程度でしたが、他の人種で中に入っている方もいました。

その他、観光の相談をした際、マラケシュの広場を見渡せるカフェ(Kosy Bar)や、世界の美しいプール何選にも選ばれているホテルのプール、近くのハマムを紹介してくださり、とても助かりました。



まとめ

大人の男性たちにお金を要求されすぎて、旧市街で少々疲れてしまう時のあったチェス太親子ですが、このリヤドは大好きでした!

お部屋の内装も、食事もサービスも、清潔さも、オーナーの優しさも。

そして割とリーズナブル。

お世辞ではなく、今までに泊まったどの国のどんなホテルよりも一番満足度の高い宿泊施設ですので、自信を持ってお勧めします!

以上、モロッコ旅行記1【リヤド編】でした。

リヤドアルナディンはBooking.comで取り扱いがあり、予約できます。Booking.comで満室の場合はホームページを確認すると、空いていることもあります。
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2018年6月14日
 


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